「思考は現実化する」「思い込みのつくられ方」を引き寄せで解説!

ハートと子ども

「思考は現実化する」はナポレオンヒルの有名な著書です。

それ以外でも、引き寄せの法則・潜在意識・自己啓発で必ずどこかで、何かしらで、この言葉を聞いたことがあるかもしれません。

この言葉は本当に言葉通りそのままの内容で、とてもとてもシンプルな法則です。

しかし実際には「え、こんなこと考えてないんだけど!」とか、「これ、私のせいじゃない」とか「自分が思考したなんて到底認められない」など扱いが難しく感じることもありますよね。

なぜなら、そこには「自分が気づいていない思考」もありますし、「習慣になっている癖のようなネガティブ思考」もあります。

じつは、まっすぐに余計なものをつけずに思考を出すというのは慣れていないと難しいのです。

また法則はシンプルなのですが、それに対して人それぞれの理解や解釈が違うので、使い方も様々。

その人それぞれの「やり方」だけを真似しても、自分に合わないと「思考は現実化する」をあまり実感できないかもしれません。

さやりんご

思考は現実化するは仕組みをしっかりと理解して、納得した方が実践しやすいのです。

今回はこの「思考は現実化する」について、「引き寄せの法則」の観点から仕組みと思考のパワーについて説明し、シンプルに捉えまっすぐ望む思考が出せるよう、いろんな角度からお伝えしていきます。

また思考は現実化することと深く関わる、「思い込みや観念」もどのように作られるかをお伝えします。

仕組みを知れば自分にとって不要な思い込みや観念は簡単に手放せて、良い作用をする思い込みや観念もつくるのは簡単なんだな、とも思えるようになるはず。

読み終わった後に、仕組みってシンプル!自分も実験してみたい、と思ってもらえるとうれしいです。

目次

引き寄せの法則からみる、思考は現実化する仕組の解説

輝く太陽の環

まず「思考は現実化する」ということを説明するためには、宇宙生命すべてに通用する法則である「引き寄せの法則」とはどんなものかを理解しておくことが必要です。

引き寄せの法則というのは、とても簡単にいうと

「それに似た波動のものが引き合う」という法則。似た波動を放つものは引き合うし、似てないものは近づくこともできない。

という法則ですよね。

常に自分が発している波動と同じ、または近しい波動が引き合い、この世界は成り立っています。

なので、どんなものであっても、自分の中にないものは自分のまわりには現れてきませんし、自分のなかにあるものしか自分のまわりには現れないのですね。

つぎにとても大事なことですが、あなたの「思考」も一つひとつそれ単体で「波動」を放っています。

すべての物体、山や建物も、動物も、身体などの物体、そして音も、香りも、感情も、あらゆる目に見えるものも、目に見えないものも、すべての存在が波動を放っているのです。

そして大事なのが「思考自体」にもそれぞれに特有の「波動」があるということです。

さやりんご

目に見えるものは物体としてあるのでイメージしやすいけれど、目に見えないものでも波動を放っているというのは、分かりにくいかもしれないですね。

あなたの思考はすべて独自の周波数の波動を持っている。

あなたが差し出すどの思考も、記憶から発したものでも、他の人に影響されたものでも、自分の考えと他人の考えの組み合わせであっても、いま抱いている思考はすべて、あなただけの周波数で振動している。

そして強力な「引き寄せの法則」(要するに見たものを引き寄せるという事)に従って、波動が一致する別の思考を引き寄せている。

引き寄せられた思考が合わさると、思考の周波数は下の思考よりさらに高くなり、「引き寄せの法則」に従って、更に別の思考を引き寄せ、それがさらに別の思考を引き寄せるという具合に進んで、やがてその思考は「実生活」の状況、あるいは現象を引き寄せるほど強力になる。

引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリー非クス

まず思考は現実化する流れとしては

あなたが何か「思考」をしたときに、その思考が放っている「波動」に対して、引き寄せの法則により、さらに似たような思考の波動がどんどん集まってくる。

そしてその思考にずっと意識(フォーカス)を向け続けて、さらに「感情」が乗ることで、エネルギーが注がれていくと、その波動はさらに磁力を帯びて、どんどん強まっていく。

最終的に、その波動に対して強力な引き寄せの法則が働いて、今度は物や人や情報や出来事が集まっていき、最終的には自分の思考していたもの、が現実として現れてくる

という流れになります。

たとえば、あなたが彼氏の浮気を疑っているとします。最初はちょっとおや?っと思っただけだったかもしれません。

しかしたまたま友人と話しているときに浮気についての話になり、あなたはもしかして自分の彼氏も、、、とさらに思うようになりました。

そこから「今日、どこどこへ遊びに行くっていってたけど、友達とじゃなくて浮気なのでは」「最近忙しいっていってたけど、実は浮気してるとか」「メールがそっけない気がする」「電話が少なくなった」「今、隣から女性の声が、、、!」

などなど、今までは気にならなかったのに、だんだんとあれもこれも気にかかってきます。

その出している思考の波動と似た波動の思考が引き寄せられるため、ネガティブなことを考え出すと止まらなくなるのは、この法則によるもの。

波動には勢い(モメンタム)があるので、最初はほんのちょっとだったはずが、フォーカスを強めていくうちにどんどん勢いを増していく性質がある。

なにを見ても疑いにかかり、その妄想のたびに「不安や哀しみ、恐れ」などの強烈な感情も出てきました。

この感情は、よりその思考の波動を強めていくことになります。

すると、今度は友達から「○○の彼氏、この前綺麗な女性と2人で腕組んで歩いていたよ」との情報が!そして、彼の家からは女もののピアス発見!

ついには浮気現場そのものを見ることになってしまいました。

身近なところから、情報やらものやらも現れてきて、さらにあなたは思考と感情を強めてフォーカスしているうちに、最終的にどーんと、妄想で恐れていたことが現実化しちゃった!となったのです。

さやりんご

極端ですがこれが「思考は現実化する」の本当にシンプルな仕組みです。

しかし、ものすごくリアルで動かしようのないに感じる「現実(起こった出来事)」も、もとを辿れば、形のなかったあなたの「思考、思い込み」がその現実を創る種になっているのです。

そしてその思考も、突き詰めると絶対的な根拠があるのではなく、ただそう思ったから、そうなんだ、というとてもやわやわしているものから生まれていました。

さやりんご

となると、逆に現実ってそこまで固定されて変えられないものではなくて、なんだか簡単に変えられる柔らかいものに感じませんか(笑)

また余談になりますが、この「思考が現実化する」仕組み、面白いのが大元をさかのぼると、そもそも私たち自身も、ソースが「思考」を集中することでソースから生み出された存在なんです。

詳しく知りたい方は、こちらの記事から

ソースの思考から生み出された私たちが「思考」し集中することで、自分の内側に常に流れるソースエネルギーをそこに流し込み、また地球上で新たな現実(物質)を創造していくのです。

さやりんご

もっと言うと、私たちの中を常に流れている「ソースエネルギー」が、私たちが今ここで思考したものに流れ込んでいき、そのエネルギーによって最終的に現実が創られます。=思考が現実化する

これはソースが私たちを創造したのとまったく同じ方法で、私たちも現実を創造しているということなんです。

でも、それらは、結局私たちが「思考」しなければ起こってくることはありません。

このことからも、すべてのはじまりはやはり「思考」からということが分かります。

なので、人生を意図的に創造していきたいのなら、自分がなにを意図的に「思考」するのか、どんな思考を選ぶかを決めることは、とっても大切になっていくんですね。

「思考は現実化する」の仕組みは、自分の出している思考の波動に、同じような思考が集まる。

そこに感情のエネルギーが注がれさらに、その波動が強まり、その波動に物や人が引き寄せられ、最終的に「現実」という現れてくる。

どんな現実も、元をたどれば思考から。ソースが思考して私たちが創造したように、私たちも思考して物質を創造していく。

 

引き寄せの法則における、感情の役割とは?

ハート電球

さて、先ほど「思考」そのものの波動に、似たような波動が集まってくる、とお伝えしましたが、じゃあ「感情は?」となるかもしれません。

さやりんご

思考したときに出てくる「感情」の波動に、引き寄せが働いているんじゃないの?ってなりますよね。

たとえば、もっとワクワク、きゅんきゅん、うきうき、るんるん、幸せ~楽しい~、というような感情を出していれば、そのような感情を出させてくれるような出来事がまた引き寄せられてくる、ということをいろいろな方が伝えていますよね。

もちろん、これも間違いということではありません。

しかし実は、エイブラハムの引き寄せの法則では、引き寄せのパワーを最ももつのはあくまでも「思考」だと伝えています。

エイブラハムの引き寄せの法則の観点からいうと、「感情」はどちらかといえば、「感情の波動」に引き寄せが起こる、という見方より、「源(ソース)エネルギーの波動」と「自分の思考の波動」がどれくらい一致しているかのバロメーターであると伝えています。

エイブラハムの伝える「感情」には、源(ソース)とどれくらい一致しているか、源(ソース)の視点と一致しているか、望みのほうをみているか、そうでないのかを知るというバローメーターとしての役割がある、のですね。

感情の波動が引き寄せているのではなく、思考の波動が引き寄せを起こすのです。ただ思考と感情はセットであるので、感情が引き寄せているという表現も間違いではないのですが、、、、。

感情の役割については詳しくはこの記事にて

さらにあなたがある思考をしたときに、それに対してフォーカス度合いが強いほど、強い感情を抱きソースエネルギーががそこに集中しているとも伝えています。

つまり「感情」の強弱によって、どのくらいの思考がフォーカスし、ソースエネルギー量をその思考したものに向けているのかも、分かっちゃうんですよ。

たとえば、最初の単発でした思考には、あまりパワーがないのです。

しかし何度もその思考にフォーカスを向けると、その思考が強まりエネルギーが乗れば乗るほど、それは強力な磁力を発していくようになります。

結局、思考と感情とソースエネルギーはセットになるので、思考が強まれば感情も強まり、ソースエネルギーも大きく流れ込んでいくのです。

(逆をいうと思考はしても、それに対してあまり感情が湧かないものは思考のパワーも弱いということなので、具現化をなかなかしません)

また「ポジティブな感情を感じているとき」=「ソースエネルギーと一致したエネルギー(波動)状態」であるといえるのです。

その状態のときには、ソースのエネルギーがどんどん流れて、願いが叶う、望みが叶うの引き寄せが起きているのです。

さやりんご

もちろん、望まない時のことを考えていても、それに対して思考のフォーカスが強まれば、感情も強くなり、望まないことも現実化していくので気をつけましょう。

ただ、ネガティブな創造は、ポジティブな創造より時間がかかるとエイブラハムは伝えています。

なぜなら望まないことに思考のフォーカスはしても、ネガティブな思考の波動がソースの波動と離れているので、ソースエネルギーの流れは細いからです。

そのため、ネガティブなことを創造する前に、ポジティブな方へ思考の転換を行う時間は十分あります。

まあ、ちょっと小難しいですね。

単純に出している感情の波動と同じものが引き合う、と考えるほうがしっくりくれば、それがあなたにとってベストな解釈なので、この辺のあたりは分からなくても問題ないし、忘れてもらっても大丈夫です(笑)

しかしどちらにせよ、やはりすべてのものを創造するのは「思考」ありきで、「思考」なしでは創造できません。

思考することなしに感情も生まれないのです。やはり思考がすべての始まりなのです。

なので、今回ここでの「思考は現実化する」という意味では、わかりやすく単純に「思考」そのものに引き寄せが働く、という視点からお伝えしています。

感情にも独特の波動があり、その波動に似たものが引き寄せられる。

引き寄せの法則における「感情」には、ソースとの繋がりがどれだけ強いか、望むものにフォーカスしているのか、望まないものにフォーカスしているのか、を知るためのバロメーターとしての役割がある。

 

引き寄せの法則からみる「思考は現実化する」の元となる、思い込み・信念の作られ方

電球を持つ

さて、「思考」にはそれぞれ特有の波動があり、その波動に引き寄せが起こっていくとお伝えしました。

このことを理解すると「信念」や「観念」「思い込み」というものが、どのようにしてできていくかも、理解できるようになります。

例えば、なにかについてある思考が生まれた時、それは最初あまり波動は強くありません。

しかし、それについて、なんども繰り返し関心を寄せ考えているうちに、それに対する感情が強くなると、さらにその思考は似たような思考(波動)を集めてきて、どんどん強力な磁力を帯びてきます。

これは先に述べたとおりですね。

このように、思考の波動同士が引き寄せあうので、長く考え続けると、その波動にどんどん勢いが出て、自分の中の優勢な波動になっていきます。

ネガティブなことを考え出すと止まらなくなったり、なかなかポジティブなことを考えられなくなるのは、この波動同士が集まり勢いがつく作用によるもの。

なので、もし、それがネガティブな波動のものなら、どこかで気づいて、意識して止めたり変えたりするのも大事になる。

そして、今度は思考だけでなく、様々な情報や人や出来事なども(似た波動のもの)すこしずつ引き寄せられていき、最終的にはそうだと思っていたことが現実として起こります。(思考は具現化していく)

それを実際に体験してしまうと、いよいよ最初はただ思考をしただけのものが、自分の中で絶対なものだという強固なものとなり、いつしかそれはあなたの、信念、観念、思い込み、となってしまうのです。

これが、信念、観念、思い込み、のシンプルな仕組みです。

つまり信念や観念、思い込みは、結局、元をたどれば自分が思考したもののあつまり、塊、に過ぎなかったのです。

わたし自身今までは、信念、観念や思い込みは、昔の体験を通して、自分が「これはこういうものなのだ」、「真実なのだ」と思って取り込んだことなので、その体験を再度思い出して、イメージしたりして変えないといけない、いろいろなワークをしないと変えられない、難しいものだと思ってたんですよね。

さやりんご

信念や思い込みは、巨大で強固なブロックおばけみたいなイメージがあって、なくさないと幸せになれないと思ってました笑

実際、このブロックや観念については、いろんな方がいろんな思い込みの外し方、観念(ブロック)の変え方を教えてくださっているので、自分が一番しっくりくる内容を選ぶのがベストです。

ただ観念、信念、思い込みは、思考が集まり感情をのせたものの集まりという見方は、すごくシンプルな見方で、わかりやすいですよね。

この考え方であれば、もう自分が必要でないと判断した、自分の持っていた思考は手放して、別のものを「自分が主体的に、意図的に選びなおせばいい」「自分の好みのものに、選びなおせばいい」だけの話だ、となります。

自分がどんな「思い込み、観念、信念」を持っているかさえ、ちゃんと気づければ、じゃあ、それや~めたと、関心を寄せるのをやめれば、そこにパワーはなくなっていく。

じつはエイブラハムは、いまフォーカスしている思考に引き寄せは働くと伝えている。つまり、潜在意識にある思考であれど、フォーカスしていないものは「引き寄せ」のパワーはない。


つねに、いま考えていること、フォーカスしているものの波動が強く、引き寄せのパワーがもっとも強く働く。

つまり、わたしこっちのほうがいい!と自分がよいと感じる「思考(考え、見方、捉え方)」を新たに選んで、そちらにまた関心を寄せ、感情を強めて塊にしていけば、新しい信念、観念のできあがり、になる。

さやりんご

たとえば、アファーメーションなども、自分がこうありたいというものに思考をフォーカスし続けるツールとして使うと良いよね。

思い込みが創られていくことも、変えていくことも。すごい、シンプルで簡単なのです。

なにより、このメッセージでの大事なポイントは、「思考(観念、信念、思い込み)」は本来自分で「選べる」し自由に変えていけるものということなんですよね。

今まで、どれだけ強い思考と感情をともなった体験から、思い込んだもので繰り返し体験してきたものであっても、自分にはどうにもできないものではありません。

今、フォーカスしている思考にもっとも強く引き寄せが働き、フォーカスしていないものには力がないのです。

ちなみに今フォーカスしている思考に引き寄せのパワーが起こるのは、14秒から。14秒フォーカスすると、波動に変化が起こり、次の14秒で同じ波動の思考が引き寄せられはじめ、1分経つと十分物事の引き寄せを起こし始めるパワーをもつ。(この今フォーカスしている思考が何よりも引き寄せの強い力を持つ)

自分の中になにがあるか気づいて、自分の意志で違うのに変える!と自由に選びなおせるものなのです。

さやりんご

ソースの一部であるわたしたちは、自分で思考を選んで望む世界を創造する立ち位置にいるんですね。惰性的な思考に使われないように気をつけましょう~

その立ち位置を思い出すためにも、引き寄せの法則、ソースについての理解を深めることは、本当にとっても役立つので、ほかの記事も何度も読んで、思考をチェンジしていきましょう♪

信念や観念、思い込みは、結局、元をたどれば、自分が初めに思考したものに思考があつまり、感情が乗り、塊になったものに過ぎない。

フォーカスし続けそれが現実化し、体験したことで、自分がそういうものだ、と信じ込んだものが思い込み、観念になる。

思い込み、観念とは、自分のその時に選んでフォーカスした思考の塊、なのでそれが不要と思えば、新たな自分が望むような思考を選び直してそこにフォーカスすれば、自分にとって望ましい観念を自由にインストールすることができる!

 

どうしても思い込みを変えるのがむずかしいとき(と感じてしまう)

基本的に思い込みは思考のフォーカスしたものなので、フォーカスをやめればいいというシンプルなものです。

しかし、あまりに長く思い、そうだと信じたものは波動の勢いがついているので、最初変えるのが大変なときがあります。

あまりに「そういうものだ」と信じて、当たり前になってしまった思考パターン(信念・観念・思い込み)は、すぐには気づけないからです。

ただ、潜在意識に落ちたわけではなく顕在意識にはあり、起こった出来事に対して無意識に思考しているときでも(思考が自覚できなくとも)必ずなんらかの「感情」を伴っています。

そんな時は

・内観

・ノートに書く

・ヒーリング(エネルギーワーク)を受ける

をやってみるのもおススメです。

とくにネガティブな感情を感じているとき、というのはソースの思考と離れた思考(思い込み・観念・信念)をなにかしら持っているときです。

基本的に引き寄せの法則は、ネガティブな思考は少しずついい気分になるよう(ソースと近づくよう)転換をかけていきますが、どうしても変わらないというときは、じっくり付き合ってみるのも大事です。

さやりんご

しっかり内観の時間をとり、客観的に眺めるためにノートに書いてみるのもとてもよいです。

ただ、向き合っているけどなかなかすっきりできない、内観はどうも苦手という人はエネルギーワークを受けてみるのもよいでしょう。

エネルギーワークは、思考の波動そのものへアプローチし波動を変えるので

・なぜか気になっていたことが全然気にならなくなる
・自分の思い込みにすぐに気づきやすくなる
・悩みをつくりだしていた思考パターンが変わり現実が変わる
・抵抗の波動(思考)がなくなるので、すーっと望みが叶っていく

ということが起きていきます。

自分のネガティブな思い込みが見つかれば、「本当は自分はどうしたい?」というのも見つけやすくなり、フォーカスを本当に望むことへ変えやすくなります。

サポートとして受けてみると変化が速いですよ。

ほかいろいろな思い込み・観念の外し方についてはこちらの記事にも詳しく書いています♪

「引き寄せの法則」からみる、皆が正しいという真実が作られていく過程とは

美しい木

さて、あともうひとつ、観念や信念、思い込みについては先にお伝えしましたが、これは「真実」と呼ばれるものに関してもまったく同じです。

わたしたちは、この地球に生まれてから今まで、自分よりも先に生まれた大勢の方(親や家族、教師、ほかいろいろな人)から様々なことを、おもに地球ルールを教えられます。

みな、わたしたちが幸せに生きられるように、と様々なルール、慣習、法律、生き方、を教えてくれているんですね。

さやりんご

これをビリーフシステムとも呼びます。本来のわたしたちにはない思考(考え)を親、周りの人、社会から繰り返し教えられ、フォーカスしていった結果、信じて受け入れることで、観念・信念・思い込みとなるのです。

しかし基本的にそれらは、自分の内側にあるソースからの情報ではなく、自分の外側につくられた誰かの(大勢の)、その時々の時代の経験からつくられたルールでしかありません。

本来、幸せな人生を創造するためのカギは、自分の内側に、源とのつながりを思い出すことにあり、過去性も含めた宇宙の情報を誰もが自分で引き出せます。

しかし、すっかりとそのことを忘れて自分にはパワーがないと思い込んできた私たちは、外側の誰かが作ったルールを使って、自分たちや社会を守ろうとしたり、外側の情報や知識で人生をうまくいかせようとしてきたのです。

さやりんご

けれど、実際のところ、ルールは、その時その場所で、上手くいった考えや方法を一時的に共有して、うまくいくように見せたようなもの。時代によって変わるし、環境が変われば役立たない、争いを生むものも多くあります。

それでも、自分にパワーがないと思い込んでいるので、その外側の約束、ルールに頼ってしまいたくなるのです。「真実」と呼ばれるものも、そのようにして生まれてきたものでした。

誰かが、「これが正しい、これが絶対だ」と「思考」したことを周りに表現したとする。

その人が影響ある人であれば、周りの人も、なんとなくそうなのかも?と思考し始め、関心を寄せ、それが大勢の人がそうすれば、するほど、それはエネルギーを集めていく。

エネルギーが集まったことは、引き寄せの法則によって、思考は具現化することとなり、出来事となり、多くの人が体験し、それは強烈なものとなり、やがて「真実」と呼ぶようになる

実際それを体験した人は、自らがそれを思考し、関心を寄せ感情を起こし続けたことで、それを体験したのです。

当たり前だから、流されて、なんとなく周りに合わせてであろうが、それを選ぶと自分が決めていたのです。

「事実(出来事)」というのは、誰が見ても、客観的にみても、すべての人に共通すること。
「真実」とは自分がその事実に対して、どのように思考し感じるかを選ぶこと、選んだもの

つまり「真実」も自分が選び、自分が創りだすものなのです。

他人がそれを体験したからといって、自分がそれをそうだと考えず、関心も寄せなければ、それはもう自分にとっての真実でもなく体験もできないのです。

さやりんご

真実と呼ばれるものでも、やはり自分が選べるもの。真実は人の数だけたくさんあります。自分が選んだ真実を自分が創造し体験するのです。

だからこそ、自分の真実は自分の望む人生を創造するために、自分にとって一番ためになる、役に立つものを選んでいくのが大切なんですね。

あなたが創造する「真実」は、無条件に選択できると覚えておいてください。

何かを経験する唯一の理由は、その対象に関心を向けたからだと理解すれば、誰かが関心を向けたからこそ、「真実」が存在するのだと容易に理解できます。

とすると、あなたが「これは真実だから、私はそこに関心を向けないといけない」と思うのは、「誰かがその人の望まないことに関心を向け、それによってその対象を自分の経験に招き入れた。

誰かがそうしたのだから、私もそうしなければならない」と思うのと同じことです。

あなたが自分の「真実」としていることには、素晴らしいものも、そうでないものもあります。「意図的な創造」とは、自分の「真実」とする経験を意図的に選ぶ作業なのです。

引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
事実は1つだが、真実は人の数だけある。

「真実」とは自分がその事実に対して、どのように思考し、感じるかを選ぶこと、選んだもの。

誰かが強烈に思考し、体験したことを「真実」だと表現し、それを見て聴いた人たちも、それに同意したときのみ、全体の「真実」となる。

 

まとめ

空を見上げる女性

以上、今回は「思考は現実化する」の仕組みと、思考のパワーについて、そこから生まれる思い込みや観念、そして「真実」というものの正体について、引き寄せの法則の観点からお伝えしました。

この地球には、本当にたくさんの価値観や考え方や信念、観念、ひとそれぞれの真実があります。

わたしも今までは、いったいどれが「正しい」ものなの?と外側に正しいものを探そうとばかりしていました。

さやりんご

なぜかというと、自分の創造のパワーを忘れ、自分は弱くてちっぽけな存在だから外側の正しいなにかに頼らないと危ないと思っていたからです。

けれど価値観も、考え方も、信念も、そして真実も、どれもが人それぞれのものなのです。

それを基準にして、それぞれの世界を創っているだけ。

そして、正しいもの、すべての人に共通するものなんて何一つない、と「引き寄せの法則」を理解していくうちに気づけました。

なので、誰かに合わせる必要なんかなくて、単純に自分にとって望ましくない観念や思い込みは手放していけばいい。

そして、自分の望む、自分の好みの世界を創造するための、新たな思考・信念・観念・価値観、そして真実を「自分で選んで取り込めばいい」のですね。

さやりんご

それは自分で世界に責任をとることでもあります。常に自分の内側としっかりコミュニケーションをとって、自分を信頼していくことも試されます。

自分の信念、観念、そして真実を自分で選べるということは、同時に、他人軸ではなくしっかりとした自分軸を立てることも大事になるのです。

「引き寄せの法則」は、もちろん自分の望みや願いを叶える、という方法として使っていけます。

でも、その教えの本質を理解していくと、自分の今までの「あり方」そのものをひっくり返していくほどのパワーをもっているのです。

自分で選んでいく、決めていくということを楽しんでいきましょう♪

よかったらポチポチしてね♪↓

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ
にほんブログ村


引き寄せの法則ランキング

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次