ここ数年、スピリチュアルなこと、心のこと、目に見えないことが世の中でも広く受け入れられてきています。
左脳ゴリゴリでスピリチュアルなことにはまったく興味がなかった人が、急に目に見えない世界のことや、引き寄せや潜在意識、エネルギー、瞑想、占星術、風水などに惹かれるということも。
ただ今は様々な立場から様々な人たちが発信をおこなっているので、情報が乱立しすぎて混乱している人もいるかもしれませんね。
なかには、それぞれが取る立場から、まったく正反対となる内容を伝えていることもあります。また逆にどの分野でも共通して同じことを伝えていることもあります。
今回のテーマは「望む未来と今との引き寄せの関係」について、引き寄せの法則や情報空間、脳科学や量子力学などの様々な観点からお伝えします。
それぞれ違う分野ですが、どの分野も共通として望む未来を引き寄せるには、今のものの見方やあり方が重要であると伝えています。
「今この瞬間」をどのように過ごすことが望む未来を引き寄せられるのか、ヒントにしてくださいね♪
今あるものをみる、感謝できることを探す(引き寄せ・脳科学)
引き寄せの法則などで、今あるものに感謝をする、今あるもののいい部分をフォーカスしましょう「そのことによって、それがもっとやってくる・引き寄せられる」ということを聞いたことがあるかもしれません。
たとえば豊かさや健康など、今すでにあるものに感謝すると、もっともっと豊かさがやってくる、健康な状態になる、というようなことですね。
これは今自分がフォーカスして感じている波動と同じ波動のものが引き寄せてくる、喜びを感じれば喜びが、豊かさを感じれば豊かさが、愛を感じれば愛が、というような法則からそういわれています。
じつはこの現象は脳科学でも同じことがいえます。
脳にはRASという機能という、莫大な情報から脳が重要だと判断した情報を優先的に拾い上げる仕組みが備わっています。
すべての情報を拾ってしまうと、とんでもないエネルギーを消費して生きていけないからです。
脳は最初は情報を短期記憶として保持します。次に繰り返し見たり聞いたりしたことを長期記憶としてとどめていきます。
長期記憶として保存したものは重要な情報としてみなしていきます。
つまりフォーカスすればするほど、繰り返し繰り返し考えることほど、重要なものとしてみなしていく。(良くも悪くも)
そして今度は重要だと判断した情報を、身の回りから優先的に拾っていくようになります。
そのためネガティブなことにフォーカスする人は、ネガティブなことを脳が重要視しているのでその情報を拾います。
ポジティブなことにフォーカスする人は、ポジティブなことを脳が重要視しているのでその情報を拾います。
そしてその拾った情報以外はないものとして捨てるので見えてこなくなる。あっても見えない。これを盲点(スコトーマ)という。
この状態になってしまうと、どれだけいい情報があったとしても見えません。
見たくても脳がそれを拾わないのでなかなか気づけないのです。
なので、やはり今あまり望まない状況にあっても、それはフォーカスせずに「今ある中で良いものをみつけよう」「感謝できることを探す」ことはとても大切なのです。
意識的にならないと見えてきません。そのため、ネガティブなことばかりを見ていた人は、最初は違うことをみる練習と反復が重要になります。
でもネガティブになりやすい人は、脳がそうなっているだけなので、練習すれば変えられるってことなんですね。
今、フォーカスするものが引き寄せられるの出れば、望んでいない状況も引き寄せ続ける?
引き寄せの法則の場合、人によっては、今あるもの(状況)を変えたいのだけれど(嫌だと思っているけれど)その中で良い部分にフォーカスすると、同じ状況がやってきて続くのでは?と思う方もいるかもしれません。
たとえば、今の職場が嫌でもっとよい職場に転職したい、でも今の職場の良いところを探し感謝をすることで、もっと今の職場で働く状況が引き寄せられるのでは?というようなことですね。
しかし、そうはならないので安心してください。
今の職場が嫌でも、少しでもいいと思えるところをみつけ感謝することで、今よりももっと良い場所、職場にいけることができるようになります。
なぜかというと、あなたが望み(もっとよい職場がいい)と放った瞬間、ヴォルテックスにそれが波動として創造されました。そしてあなたのヴォルテックスのなかの波動は拡大しました。
あなたは、自分自身の波動がまだそのヴォルテックスの波動に存在しているものと合っていないので、気分の悪さを感じているはずです。(波動に差があるため)
あなたがするべきことは、今ここにいるあなたの波動を拡大させて、ヴォルテックスのなかの波動に近づけていくこと、一致させていくことです。
それが一致していくプロセスの中で具現化が起こっていきます。
結果、いいところを探し感謝をしていくとソースと一致して、あなたは望む場所にいることになります。
もちろん、いいところを探したり感謝することで、もしかしたら転職せずとも、今の職場での人間関係が改善したり、待遇がよくなったりして、満足できるかもしれません。
あなたの細かな望みがヴォルテックスのなかに入っているので、それが叶えられている状況であれば、必ず新しいところでなくとも今の職場でもいいからですね。
でも、転職であれ今の職場であれ、あなたが望みを放っていたのであれば、必ず今よりも拡大・成長せずにはいられないので、もっとより良い現実が創造されていきます。
常に宇宙は成長・拡大する流れになっているので、それに抵抗を起こさなければ「よりよく」なるしかないのです。
なので、常に自分の望むことにフォーカスすることは大切なのです。
安心して今いる場所のいいところを探して、感謝をしていきましょう♪
望む未来を引き寄せる今を生きる人の頭の中(情報空間)
多くの人にとって時間というのは一般的に過去から未来へと流れていると認識されています。
けれど、情報空間を操作する人の頭の中は未来から過去に時間が流れているのです。
過去にこんなことがあったから、あんなことがあったから、今こうなった、未来もうまくいかないと捉える人は、過去→未来の時間軸に生きています。
これは言い方を変えると「現在の自分の状況が、過去の行動の結果」である世界に生きている、といえます。
たとえば「一生懸命7時間毎日勉強したから志望校に合格できた」などですね。
この時間の捉え方だと、うまくいっているときは過去の経験や体験をよりどころにして自信が持てます。
しかし今がうまくいっていないとその原因を過去に求め、ずっと悩んだりしやすくなります。
あのとき○○していればという後悔もしやすいです。または過去の方が良かったと過去の栄光にすがってしまうこともあるかもしれません。
けれど、本当は過去の出来事自体は変えられませんが、過去の情報(意味)はいくらでも自由に書き換えることができるのです。
過去に大変なことが起こったとしても、それをきっかけに現在幸せになった人は、過去を肯定し「あのことがあったおかげで」といいます。
逆に過去に大変なことが起こったとき、それをきっかけに現在不幸になった人は過去を否定的に捉え「あのことのせいで」といいます。
出来事はまったく同じなのに、解釈によって解釈が変わる。不幸な過去・幸せな過去というものが固定してあるのではなく、自分で「過去」をどのようなものにするか決められる。しかもそれは「今この瞬間」に変えることができる。この人たちは「今」→「過去」の時間軸で生きている。
さらに望む未来を創造できる人の頭の中は違います。この人たちは「未来」→「今」の時間軸で生きています。
脳内でここの概念を変えることは大切で、未来から今に時間が流れてくるのであれば、どんな未来から流れてくるのか?を意識することが大事になります。
どういうことかというと、未来というのは無数にあるわけです。無数にあるので、決めていないとどの未来から時間が流れてくるか(どの未来と繋がっているか)分からないということになります。
つまり先にあなた自身が未来(ゴール)を決めて、その未来から時間が流れる「今」を生きるという感覚ですね。
たとえば、あなたが今どれだけどん底の状態であったとしても、「未来は最高に素晴らしいことになっている」と本気決めれば、今の状態はその輝かしい未来がある時間軸(パラレル)に乗ります。
輝かしい未来から今に時間が流れるので、あなたのどん底の今は「これがあったおかげで」と、その未来のための布石に変わるのです。
頭の中で決めた瞬間にその世界の土台に乗った!と思って過ごすことが大事。
逆に、今のどん底状態を嘆いて悲観的になったり、自己否定していたり周りのせいにしてると、なにも決めていないのでその状態が続いていきます。
なので、決めるということもとても大切になってきます。
引き寄せの観点からみた「決める」はこちらをヒントに。
未来はまだ物理空間に落ちてきていないので、完全な情報空間に存在しています。
そして情報空間では、臨場感を強く感じれるものほどその未来が現実になります。
情報空間と引き寄せの法則は別の法則ですが、引き寄せでいうイメージがリアルにできて感情を味わえれば創造がおこなわれる、と同じことですね。
とはいえ、頭の中に無意識の過去からつくられた価値観や思い込みに縛られている思考がたくさんある人は、まずその思考を変えていくことが必要です。
せっかく決めても無自覚に信じ込んでいるネガティブな思考が、まっすぐに未来に思考を届けるのを、臨場感を感じるのを妨げるからです。
望まない未来や、ちょっとこれくらいならいけるかもしれないという、今や過去に縛られた未来を選択することもあります。
その思考を書き換える・選択しなおすことで、過去に縛られず未来のゴールを自由に設定し、その未来につながる今を生きれるようになります。
どうしても過去や今の状態に捉われてくよくよしてしまう、ネガティブにフォーカスする癖がなかなか変えられない、頭の中の無意識の思い込み・価値観を手放したい人はセッションでもサポートしますので、こちらもどうぞ♪
量子力学的な未来を創る人の意識の向け方
量子力学では、望む未来が現実化することを「物質化現象」といいます。(ポジティブ・ネガティブ含む)
未来は無数にあり、「自分が望んだ瞬間」にそれは創造されています。これは引き寄せの法則でよくお伝えしていることですね。
ただ、量子力学ではその叶った状態にも幅があり、例えば「女優になりたい」と思った場合
①5年後に女優になる
②10年後に女優になる
③映画女優になる
④舞台女優になる
⑤タイで女優になる
⑥アクション女優になる
⑦バイトメインでたまに女優の仕事が来る
⑧エキストラとして女優になる
⑨女優になれない
などなど、「女優」のなかでも様々な可能性が無数に存在しています。
そしてそれぞれの実現化する可能性のパーセンテージが違い、それら全部を足すと「1(100%)」となるのです。
なので、自分が本当に望むものに、できるだけまっすぐ何回もイメージしたり、意識を向けてワクワクできるほどその選択肢が具現化していくのです。
逆に「なんとなくなれたらいいな~」という感じだと、他の選択肢の可能性も高まってくるので、どの未来がやってくるか分からず、女優になれない可能性ともそんなに差がなくなってしまい、叶わない確率が高くなります。
そのため、未来(ゴール)を決めること、意識を向け続けることはとても大切なのです。
また、「不安」「できないのではないか」という心配や恐れも出てくることがありますよね。
しかしそのイメージに何度も意識を向けてしまうと、今度はそのイメージの方が具現化する確率が「1」に近づくので、フォーカスを向けない、逸らすことも大切です。
ここも引き寄せの法則と一緒ですね。
ただどんなに気をそらしても、望みをイメージしていても、無意識下で自分には「できない」「どうせ無理」という自分を否定する思い込みや価値観を持っていると、そちらの方が現実化します。
ずっとイメージもしているのに臨場感も感じているのに叶っていない現実がそこにあるのであれば、無自覚の思い込みがそこにあるということ。つまり現実から自分の「自覚できる思考」と「無自覚」の思考のズレを見つけだすチャンス!
無自覚の思考を意識化にあげていき「自覚」をしていくこと、そして変えていくことで望む未来に対して、まっすぐと思考を向けていくことができます。
そして未来は無数にあるからこそ、自分が望む未来を自分で意図的に設定することが大切なのです。
まとめ
今回は、引き寄せの法則や脳科学、情報空間、量子力学などの様々な観点から「望む未来を創造する人の頭の中(今のあり方)」についてお伝えしました。
とにかく望む未来を創造できる人は、頭の中の過去・現在・未来などの時間や空間への捉え方が、普通の人たちと違います。
そのため自分が望む人生を創造するには、まずは今までの常識や考え方を手放して、新しい観点や考え方をインストールすることが大切です。
自分にぴったりの法則を見つけてインストールのもいいですし、今回のようにいろんな法則の共通点を見つけてインストールするのも楽しいですね。
なんであれ、すべては「頭(情報空間)の中」を変えることが大切です。そして望みを妨げる思考を手放して、まっすぐに望みに思考を向けていくこと。
いらないものはどんどんチェンジして入れ替えて、望む未来を創造していきましょう!
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