私たちが引き寄せの法則や潜在意識というものを知って、活用してみようと初めて思う時、そこには「願いを叶えたい」「望みを叶えたい」ということが大前提にあるのではないでしょうか。
むしろ、それがあったからこそ、なんとかしてくれそうな方法を探して「出会った」ともいいますよね
そのため、そもそも「願うこと」「望むこと」ということ自体がどんな意味を持つか、ということを考える機会はほとんどないかもしれません。
私自身も正直そんなこと考えたこともありませんでした。
叶えることそのものが大事なのであって、願うこと望むことの意味ってどういうこと??って感じですよね(笑)
しかし、引き寄せの法則においては「願うこと、望むこと」その行為自体が、実はとても大事な意味を持っているのです。
この意味を理解することで、ぐっと「願うこと、望むこと」に対しての自分の制限を取り外せます。
そしてもっと自由にもっと丁寧に「望むこと、願うこと」それ自体を楽しめるようになっていけます。
今回は、そのことについて掘り下げていきますので、「望むことそのもののパワー」の恩恵を受け取っていきましょう!
引き寄せの法則において「望み」とはどのような意味を持つのか
では、早速ですが「望むこと、願うこと」そのものの持つ意味について、宇宙的側面と、人間的側面からそれぞれお伝えしていきますね。
宇宙的側面からみる「望むこと・願うこと」の意味は
まず引き寄せの法則のなかで、とても大切な内容として、私たち人間が出す「望み・願い」というものは、宇宙の拡大・成長をもたらすものだ、ということがあります。
あなたの願望の重要性を軽く見てはいけません。
地球の進化は「思考の先端」にいるあなたが願望を調整し続ける行為にかかっているのです。
あなたがいるこの場所にはさまざまなものが存在し願望を見つけるのに最適です。
その中心にいるあなたからは新しい願望の波動が絶えず放たれており、「ソース」はその願望に応えます。その瞬間に「宇宙」は成長します。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
あなたの好みは多様性やコントラストから生まれる。
好みが決まった瞬間から、「引き寄せの法則」を通じて、それに見合うものの本質を自らの方へ引き寄せ始める。
すると即座に宇宙が拡大する。それが宇宙の仕組みであり、あなたが拡大の最先端にいる理由である。
意味のあるコントラストは際限なく新しい願望を生み出し続ける。
願望が生まれるたびにソースがそれに答える。それは延々と流れ続ける純粋で前向きなエネルギーの拡大である。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
このブログでは、もう何度も何度も繰り返しお伝えしていますが、私たちはソースであり、ソースの一部である存在です。
私たちが望むものは、その瞬間に波動のうえ(ボルテックスの中)で創造されて、宇宙はどんどん波動を拡大し続けていきます。⇒詳しくはこれを読んでね♪
つまり、わたしたちが「望む」「願う」という行為そのものが、宇宙の成長・拡大には欠かせないものなんですね。
私たちは、生きている間に、あたり前のように「こうなったらいいな~」「こうしたいな~」という願いや望みを発しています。
この行為自体をいちいちなぜ?と考えたこともないかもしれません。(っていうか私もそんなの考えたことないけど笑)
しかし、宇宙側からみた、私たちが願う望むという行為そのものは、実は宇宙の拡大に関わるとても大事なものなのです。
宇宙の本質は、絶えず生じる願望に応えること。願望や要求は、止めどなく自然にあなたから放たれます。
あなたがそのように取り計らう宇宙の先端にいるからです。願望を抑えることができません。
この宇宙の永遠の本質は、あなたの願望が表に出てくるように迫るのです。これは永遠に成長し続ける、宇宙の基本です。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
この視点って本当にびっくりな視点ですよね~。
なので、まず、私たちが願い・望むという行為そのものがどれだけの価値があり、パワーを持ち、素晴らしいことであるか、ということを理解してくださいね。
人間的側面から見る「望むこと・願うこと」の意味は
人間的側面から、「願うこと・望むこと」は、もうそのままで、そういう欲求が生まれてくるのは、ただただ自然なこと、自然現象です。
ただ、宇宙的側面からの理由を見ると、私たちは願いや望みは自発的にでるように思えても、実は宇宙の側からコンコンと流れてくる創造のパワー、ソースエネルギーをもっと使うように、もっと拡大・成長を促すように、「願わされ、望まされている」のかもしれないです。
あなたの願望は焦点を当てているコントラストの自然な結果である。
全宇宙は次の新しい願望を閃かせるために存在する。
だから自分自身の願望を避けようとするのは、宇宙の力に逆行することである。この宇宙では次々に願望を抱き続けることほど、自然な事はない。
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そして、私たちの主な仕事は、一生懸命がんばって叶えるために行動することではなく、「望むこと、願うこと」の方だとエイブラハムは常づね伝えているのです。
私たちは夢を叶えるのはとても大変なことで、叶えるためには一生懸命努力して行動することが当たり前。
そういう思い込みをもっている人の方が多いのではないでしょうか。
実際、引き寄せの法則について知らない、ソースエネルギー、宇宙のエネルギーを活用するということを知らなければ、人間の微々たる行動のパワーだけでがんばるしかありません。
しかし、引き寄せの法則について知った今、わたしたちは自分の望みや願いのために、引き寄せの法則が必要なものを集めてきてくれることを理解しています。
そして内側から湧き出るインスピレーションに乗って行動していくことで、どんどん叶えていくことができるという事を理解していくと、私たちがすべきことは変わってくるんですね。
とはいえ、なにも行動しなくてもよい、ということではありません。
ソースと一致していれば、必ず内側から直感や導き、○○したいという自然な衝動が起こってきて、それに乗れば行動もとてもスムーズにいきます。
タイミングを待つのが大事なんですね。
私たちは、どうしても「どうやって叶えていくか」「何をすればいいのか」「どう行動していくか」まで一生懸命、自分や他人の小さな経験や体験の枠のなかから方法を探し出そうとします。
しかし、その人間枠の体験や経験や思考の中でいくら考えても、宇宙がもたらしてくれる望みや願いを叶えるための方法やプロセスは考えつくこともできないのです。
そこで、一生懸命頑張っていくより、いま引き寄せの法則に出会ったのなら、それらよりももっと広い、ソース(宇宙)にそれらを委ねていくあり方、まったく新しいあり方にシフトしていくタイミングなのです。
あなたの時間の大半は、データを集めるのに使われるだろう。
自分の欲求は何なのかを決めるためのデータだ。
あなたの本当の仕事は自分が望むものは何かを決め、次にそれに焦点を定めること。
望むものに焦点を定めることで、その対象を引き寄せるのだから。それが創造というプロセスだ。望むものに思考を向けなさい。
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何かを実現するのは、あなたの仕事ではありません。
あなたの仕事は、自分が何を求めているかを判断することです。
願望のリストが増え続けるのは止められません。
ですから、何を選ぶか、また、あなたから見て人生をどのように好転させられるかについて、意識と無意識、両方のレベルで判断するのを人生経験が助けてくれるでしょう。そして、意識的に、無意識的にあなたから示されたもの(すなわちあなたが求めるもの)にソースが応えます。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
つまり、私たちはもっと、自分が何を願うのか、何を望むのかについて軽んじることなく、丁寧に細かくそして誠実に、正直に理解していくことがとっても大事なのです。
あらためて、今までとは違う意識とあり方で、自分の望みや願いと向き合う必要があるのかもしれません。
望みや願いを知るためには、自分自身を知らなければいけない
さて、さきほど、自分の願いや望みに対して、もっと丁寧に細かく誠実に、正直に理解していく事が大切だとお伝えしました。
なぜなら、私たちは当たり前に望んだり、願ったりしているように感じています。
しかしその願いが本心からのものか、それとも周りの影響からか、そう思わされているだけなのか、というのが分からなくなっていることも多々あるんですね。
とはいえ、「願いや望み」というのは、ソースから促されて、日々の中でも自覚できるものもそうでないものも無数に起こります。
そして私たちは、たとえ本心からの望みであっても、実はそうでないものでも、その「望みや願い」について思考し感じることは、ソースのパワーを感じさせてくれ、私たちの波動自体を高めてくれます。
なぜなら、それが叶った時のことを思い描いてワクワクして、いい気分でいられると、その瞬間の私たちの波動はソースの波動と一致するからです。
本心からの願いであろうが、そうでないものであろうが、考えてワクワクとしたりキュンとしたり楽しい!って波動を感じられるのであればOK
なので、願いや望みは、絶対に本心の願いでなければいけない、ということはないのです。
(自分の普段の波動を高めるためにもね。)
ただ、重要なのは叶う望みは、本心からのものがほとんどだ、ということです。
もし本心でないものが叶ったとしても、一時的にはよいかもしれません。
しかし、せっかく叶ったけど、なんだか上手くいかない、なぜか大変なことになる、あまり心からの幸せや喜びを感じられない、期待外れ、みたいなことが起こりやすいでしょう。
たとえばよくあるのが、結婚したいとという考えについて
しかし、ほんとうの本当は、結婚生活などに対していいイメージがないのだけれど、その自覚はない。
けれど、周りがみんな結婚し始めているから、親が何度も尋ねてきて心配をかけるから、親戚の目が気になるから、、、などなど、自分の本心ではなく、周りの影響で「結婚しなきゃ⇒結婚したい」と思い込こんでいることがあるのです。
本心ではしたくないのに、頭ではしたいと考えていると、実際はそのために行動していることそのものが苦痛になってくるし、ソースの波動と一致しません。
このように頭の望み(顕在意識)と心の望み(潜在意識)が一致していないと、おかしいな、これだけ望んでいるのに叶わない、と苦しくなってしまうんですね。
ソースの流れは、無上の幸福の流れです。
私たちは常により幸せになるように、常に宇宙に促されているのです。
そして、私たちも心の奥底ではそれがなにかを理解していて、望みや願いとして現れてくるのです。
もちろん、先ほどもお伝えしたように頭で考えた望みや願いでも、それに対してワクワク、うきうき、いい気分でいれることは、無駄ではありません。
本心からの望みでなくても叶わなくとも、それをイメージしたりして楽しむこと自体にも、ちゃんと役割がある。
しかし、それが叶うか叶わないかに一喜一憂し、なかなか叶わないことに悩み、またそれを叶えるために行動で一生懸命カバーしようとすると、どんどん本来の自分からズレていきます。
そうなると、せっかくのエネルギーも漏れて、疲れるだけになってしまうので、常に自分の心と向き合っていく事が大切になります。
やはり自分自身のことを深く理解し、知ろうとすることは本当に何よりも大事なことなのですね。
望むこと・願うことを妨害するのは自分自身
多くの人は創造のプロセスを発動するものの、生み出した瞬間に創造のプロセスの持つ可能性を自分で削いでしまっている。例えば「赤い新車が欲しい。けれど高すぎる」と思う。
お分かりの通りあなた方は赤い新車を創造のプロセスに送り出してはいるが、その一方で「高すぎる」という言葉を一息に述べてしまう事で、受け取れる可能性を消してしまっているのだ。
あなた方の創りだしたいものの多くはこうして無効になる。
「赤い新車が欲しい」という部分は、創造のプロセスの法則の半分に過ぎない。
望むことを「意識する」という部分だ。けれども「高すぎる」という一言で許容されることが抑えられてしまう。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
だから「新しい新車が欲しい」とだけ言葉にすればいいのであって、創造した意図と相反したり、矛盾したり、創造を阻んだりあるいは創造したくないと思うもののプロセスを発動することなく、後はそのままに任せておくことだ。
さて、さきほど望みが叶うのは本心からのものと、お伝えしました。
それとは別に、望みが叶わない時は、自分自身で望みに対して制限をかけている、叶うことを許容・許可していない、ということがあります。
⇒許容・許可ってどういうもの?
また、望みどころか自分自身に対して否定を常にしていると、そもそも「望み・願い」自体が出てこない、ということもあるのです。
ここではこれらによくある、いくつかのパターンについて説明していきますね。
望みや願いを叶えるためのルートを考えてしまう
これは、自分から望みや願いがせっかく出てきても、「どうやったらできるだろう、今の自分の状況・環境からはとてもじゃないけれど無理、そんなお金もないしツテもないし、まったくどうしていいか分からない、できるはずがない」などと、叶えるためのルートを考えて無理、できない!となるパターンです。
先ほどもお伝えしたように、私たちは今までずっと、どのように叶えるか、どのように達成したらいいか、ということをひたすら考えて実行して努力して行動して、という望みの叶え方をしてきました。
そのため、望みが出てきたと同時に「どうやったらできるのだろう?どういう方法があるのだろう?」と考えることがデフォルトになっている。
しかし、どうしたって、今の自分のいる地点から、具体的方法やプロセスというものは思いつかないし見えやしないのです。
もちろん過去の体験や経験から、だいたいこうすればよいという算段が思いついているのであれば、それは全然OKですが、基本的にどうしていいか分からないパターンの方が多いでしょう。
望みが出てきても、○○だから無理だろう、できないだろう、といろいろな理由をつけて否定しようとする、許容・許可ができないと、その望みや願いは叶っていきません。
とにかく「そうなったらいいな」と望みが叶った時のことをイメージして、それを楽しんで味わっていくことがポイント。
自分自身の周波数を望みや願いに合わせて、ソースの波動に合わせていくようにしましょう。
そうすればちゃんと、インスピレーションやヒントがやってきて、それをやっているうちに、思いがけないような展開が起こったり、出会いがあったり、良い方法を思いついたりします。
それはソースからのメッセージです。ソース視点は人間視点よりもずっと高いので、人間視点のみでは分からないような、叶うためのルートを知っています。そこからヒントを与えてくれるのです。
人間視点では、その願いや望みを叶えるためのルートは見えないので、考えだすと否定的思考が出てきやすくなります。
なので、なるべくそのルートについてではなく、こうなったらいいな、の最高のベストな部分にフォーカスすることを意識していきましょう。
1番を選べない
これもあるあるなものですが、願いや望みが出たときに、自分自身にとっての最高、一番のベストなものを無意識に外してしまおうとする、妥協して選ぼうとする、ということがあります。
これはなぜかというと、単純に一番のベストが得られなかったらという恐れや不安が、自分の根柢にありそれに対して予防線を張る、自分を傷つかないように守ろうとする意識が働くからなんですね。
なので、自分にはこれくらいがちょうどいいし、と望みや願いに制限を無意識にかけ始めます
そしてそれに合わせた、いくつかの願いや望みもいろいろ出てくるはずです。
しかし、ベストオブベストを避けているので、やっぱりスッキリしないでしょう。
なにより妥協がよくないのは、これは1番を選べないということだけでなく、望みや願いの「妥協」になり、自分の本心をどんどん分からなくさせていくことにあります。
なので、自分の望みや願いが出てきて、これくらいだったらいけるな、と妥協しそうになっていることに気づいたら
「お金もなんにも気にしなくて、今の自分の状況も環境も立場も、時間も場所も、な~~んにも関係なくて、どれだけでも自由に選べるとしたら、できるとしたら、どんなものがいい?どうしたい?どうなりたい?」
というのを自分に質問してあげましょう。
すぐに出てこなくても大丈夫です。
とにかく自分の制限を外すことに思考をフォーカスしてあげること、自分に質問してあげることそのものがとても大事です。
それを何度もなんども丁寧にしてあげることで、「自分の本心」をちゃんと見てあげることに繋がります。
それを繰り返しているうちに、だんだんと自分の本心や、一番ベストなものがなにか、が分かるようになるので、妥協せずにしっかりとベストを選んでいく癖をつけましょう。
資源(パイ)は有限である
私たちの物の見方のひとつに、資源は限りがあるため得られる人は限られている。
欲しいものは競争し勝ち取らなければなければならない。
(そして敗者には与えられない)望むものを得られる人がいえば、得られない人がいる、という見方があります。
そのような見方を自分の真実にしてしまうと、自分が望んでも、願ってもそれは手に入らない、自分よりもすごい人に負けてしまう、取られてしまうという恐れや不安がでてきてしまいますよね。
でも、実際はそうではありません。
あらゆる見方が重要であり、あらゆる願望が叶えられます。
また、この「宇宙」は間違いなく成長するので、宇宙の資源が枯れることはありません。
絶え間ない質問に対する答えが途切れることはなく、それゆえに競争もありません。
あなたに用意された資源を他の人が受け取ることができず、他の人に用意された資源をあなたが勝手に使うこともできません。
答えてもらえず、愛されることもなく、願望が実現しないまま放っておかれる人はいません。
「エネルギーの流れ」に沿っていれば、あなたは常に勝ち、あなたが勝つために誰かが負ける必要もありません。常に十分に用意されています。
物質世界の友人は、時にこの真実を思い出せなくなります。過去に不足を経験したり、他人が不足を経験するのを見たのでしょう。
しかしながら、彼らが目にしたのは、不足や欠乏の証拠ではなく、求めて与えられたのに、受け取りを許可しなかった状況に過ぎません。
引き寄せの法則 エスターヒックス ジェリーヒックス
私たちが願う、望むたびに、それは波動の世界で創造されていきます。
宇宙はその分だけ拡大し・成長し、宇宙の資源は増えていくのです。それは、あなた専用の資源です。
でも、そうはいっても、たとえば受験とか面接とかはどうなの?落とされる人もいるよね?と、あなたは思うかもしれません。
確かに、その実在する会社や学校そのものは、そこには一つしかありませんし、入られる人も限られています。
しかし、あなたが「本当に欲しいもの、望むもの」は何なのでしょうか。
その学校やその会社に入れることで、得られると思う経験や体験があると考え、それを体験出来たらきっと自分は「喜びや楽しみ、幸せな感情を得られる」と思うから、そこに入りたいのですよね。
それは絶対にその学校や会社でないと得られないものですか?それはなぜですか?
あなたが欲しいものは、その学校や会社そのものではないはずです。
今ある選択肢の中では、それが一番求めている感情を得られそうなルートだ、と自分が思っているだけなのかもしれません。
もしかしたら、そこの学校や会社に入ることで、周りが喜んでくれるから、ステータスを得られて優越感を感じられるから、一生安泰そうだから、という理由があるかもしれません。
(それは本当の望みではないと思いますが)
それでも、やはり突き詰めると、それを得ることでもたらされる、安心感だったり、自己重要感だったり、何かしらの得られる感情、を求めているはずです。
逆をいえば、その「感情」を得られるような体験や現実であれば、そのルート以外にもたくさんあって、いくらでも自由に創造が可能なんですね。
あなたが最も幸せになれる道も、現実もあなたが求めれば、望めばいくらでも創造することができるのです。
つまり、資源(ルート)は無限にあるってこと。
受け取れないと思ったときは、それは「ない」のではなく、あなたがそれを受け取る許可を下ろしていないだけ、ということを覚えておいてくださいね。
自分自身そのものを否定していて望みが出ない
望みや願いそのものを否定することもそうですが、そもそも自分自身の存在に対して、いつも否定的な視点でみていると、望みや願いそのものを湧いてくることを抑えてしまう事があります。
自分にはできない、無理だという思い込み・制限は自分に対する呪いのようなものです
自分に対しいつも否定的だと、ちょっとでも願いや望みが出ようものなら、そんなこと出来るはずがない、もう○○歳だから、お金がないから、時間がないから、綺麗でないから、頭が悪いから、家族がいるから、などなどとあっという間に、できない理由をやまほど考えだしていきます。
また、最初から「自分には出来るはずない、無理に決まっている」という思い込みがあると、そもそも望みや願いが浮かんでくることすらないのですね。初めからその可能性を除外してしまうのです。
これはとても残念だし、悲しいことですよね
この場合は、望みや願い云々がどうというよりも、普段からとにかく自分に対する否定感情やジャッジを減らしていく事です。自己受容と自己肯定感を高めていくことが大事です。
自分に対する否定感情やジャッジを減らしていくには、源(ソース)と繋がる時間を増やしていく事が一番です。
いろいろとそれらのことについて書いた記事もあるので、良ければ参考にしてみてください。
なんであっても、自分の望みや願いを妨げる要因というのは、自分の外側にはありません。
願いや望みが出てこないようにしているのも、叶わないのも、その理由は、自分がそれを許容・許可していないからだけです。
望みや願いを出すことも、そしてそれを創造することを許容・可能にすることも、自分自身にかかっています。
自分自身に対する否定や制限を、どんどん外していきましょう!
望みを出すためにコントラストのある世界にわざわざ生まれてきた
私たちがなぜ、あえてこのコントラスト激しい環境に生まれてきたかというと、自分が望まないことを、好きでないものがある環境にいることで、同時に自分の好きなこと、望むことをより明確にしていくためでもあります。
私たちは、わざわざそういう環境である地球を選んで生まれてきたのです。
あなたが何かを想像したり考えたりできるなら、この「宇宙」はその対象をふんだんにあなたにもたらす能力と資源を備えています。
豊かさと欠乏が両方そろった環境では、どちらかに焦点を定めることが可能です。焦点が定まれば、引き寄せの法則が動き出します。何が欲しいのか分からなければ、何が欲しくないのかも分かりません。欲しくないものが分からなければ、何が欲しいのかも分からないはずです。
願望は、人生経験を通じて自然に生まれます。願望は毎日休みなく、あなたから放たれています。そして、すべての願望は例外なく「ソース」によって認識され、直ちに応えられます。
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物質世界の友人は、変化の少ない「宇宙」を望むことがあります。望まないものが少なく、望むものが豊富にある状態を求めるのです。
あなたがこの物質世界にやってきたのは、そこでの経験の種類を少なくして、全員が賛同する、わずかな好ましい経験だけにするためではありません。そんなことはできません。この「宇宙」が成長しており、あらゆる物事を認めなければなりません。
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何を望むかを理解するには、何を望まないかを理解しなければならないのです。
選択して焦点を定められるようになるためにも、どちらも存在する場所に身を置く必要があります。
先ほどから何度もいっているように、私たちが望むこと、願うことが宇宙の拡大・成長に繋がっていきます。
コントラストが豊かな世界というのは、私たちが望まないこと、嫌だと思うことだってたくさんあります。
しかし、だからこそ、その望まないことを通じて、「では、私は何を望むのか」と自分に問いかけることで、望むことを強烈に意識することができ、私たちは日々のなかでたくさんの願いや望みを出しやすい世界でもあるのです。
それと同時に、たくさんの願いや望みが豊富に生まれれば生まれるほど、私たちはその中でも、「自分は本当は何を望むのか」「もっとも望むことは何なのか」ということを意識的に決めて、フォーカスを当てていかなければならないのです。
しっかり決めて意図的に選んでいかないと、なにが創造されるのか自分でもよく分からないまま、起こってくる現実に翻弄されてしまいます。
私たちの大事な仕事はなにを望むのかを選んでいく事、そして決めていく事なのですね。
そう考えると、嫌だと思う出来事もコントラストも、自分の新しい望みを生み出すための必要なもの、と思えるようになるはずです。
望み、願いをどんどん出していく練習
さて、ここまで読んでいただいた方には、私たちが「望む・願う」こと自体に素晴らしい価値があり、同時にいかにそれを自分自身で妨げようとしているか、ということを理解していただけたのではないでしょうか。
望みや願いって、無意識も含め、あたり前に出てくるものでもあるので、叶え方のノウハウなどには一生懸命になっても、望みや願いそのものには無頓着なことも多いんですよね。
私たちは、望む、願うということにも実は練習が必要なのかもしれません。ここではその練習についていくつかお伝えしますね。
①毎日、日々のなかで細かく細かく望む練習をする
私たちは望み・願いというと、大きな目標、世の中のために、社会のために、人のために、役立つこと、良いとされること、立派・すごいと思われそうなものを掲げがちです。
正直なところ、人から見られてどう思われるか、どう評価されるかというところで、望みや願いを決めてしまいがちなところが、まだまだあるのかもしれませんね。
でも望みや願いは、本来毎日毎日、とめどなく現れていて、そしてそれはたいがい、しょうもなかったり、人様には恥ずかしくてなかなか言えなかったり、くだらないものも多いはずなのです。
くだらなすぎて、しょうもなさ過ぎて自分ではそれを望みや願いとして認識できていないのかもしれません。
なので、毎日のなかでこそ「こうなったらいいな、こうだったらいいな、わたしはこれが好きだな、これは嫌だな、ここがいいな、ここは苦手だな」など、自分の好みや嫌だと思うこと、得意な事、苦手な事をしっかりと意識してみましょう。
自分の心地よい、好き、憧れる、ときめく、素敵、きゅんとする、心が反応するものを細かく集めていく。
また同時に嫌なこと、苦手なこと、やりたくないこと、嫉妬する、うらやましくなる、ということを認識するのもとても大事です。
たとえば、あなたが満員電車で毎日会社に通勤していたとします。
そんな時にあ~~やだやだ、と思うだけではなく、自分がどの部分をどう嫌だと思っているのかを細かく見ていくのです。
「電車じゃなく、車か自転車で通勤したいな」
「いや、そもそも電車に乗らなくていい暮らしがしたい」
「決まった時間や場所に行くのではなく、自分で好きな場所で好きな時間で働きたい」
などなど、嫌なことの裏には自分が望むことが隠れていて、それも1つ1つよく観察すると、どういうのが自分にとってベストなのかが違ってくるはずです。
何でもないような事ですが、こういう時に細かく細かく、自分の願いや望みをどんどん出していく。
図々しいくらい出していく、実現するかどうかは関係なく、自分の望みや願いそのものを表に出して自分でOKを出していく、ということがとても大事です。
要するに、自分の望みにダメ出しをしない、どんどん許して許可していく練習ですね。
自分にダメだししがちな人ほど、じつはとっても練習が必要!自己受容と許可の練習でもあります。
ある意味叶うか、叶わないかはどうでもいいんです。
自分の全てに許可を出す、そして望みが望みとして出てくることに許可をする練習として、毎日のなかで癖付けていきましょう。
②これがいいな~こうだったら最高だな~の望みを出す練習をする
私たちは、なかなか自分にとっての最高の望み、こうだったらいいな、こうしたいな、ということに、なかなか許可がおりず、「これくらいだったらいいよね」と、自分の望みや願いに対して、誰からも批判されてもいないのに、妥協しがちなところがあります。
どうしても「できる訳がない」「無理に決まっている」と自分の可能性を信じらないので、最高のベストな望みというのを望みにくいのです。
なので、これもやはり練習として
自分自身にこうやって質問を投げかけることで、脳がそれについて考え始めます。
最初は自分に制限をかけているので、やはりなかなか答えが出てこないかもしれません。
でも、その問いに対する答えをあなたは内側に必ず持っているので、ある時ちゃんとそれが表に出てくるようになります。
まず質問をしなければ、脳はそれについて考えないですし答えも当然生まれません。
なので、この質問を思いついた時でもいいので、自分に問いかけてあげましょう。
③望みや願いを丁寧に味わう
望みや願いが出てきたとき、それが叶うか叶わないか、というところばかりを意識しがちです。
しかしその望みや願いそのものをイメージしたり、そうなったらどんな感じだろう、叶ったときはどんな気持ちになるだろう、と十分に「感情の先取りをする」つまり味わうことはとても大切です。
それを行っているとき、あなたは望みや願いが叶った波動になっていることはもちろん(引き寄せの法則の発動ですね)何よりも、そのいい気分、ハッピーな気分、幸福感、うれしい!という感情を味わっている瞬間、ソースの波動と一致しています。
望みや願いが現実化する時ももちろんですが、叶う前のそれをイメージしたりして、ゆっくりと全身で味わう時間も、ソースとの繋がりを深めていく、とても大事な今この瞬間を生きていることでもあります。
叶えるためのツールとしてだけでなく、望む・願うという行為そのものを、ソースとの繋がりを深め感じる大切な時間として、味わうこともとても素晴らしいことです。
お伝えした3つの内容は、どれも毎日のなかで簡単にできることですが、つい忘れがちなことでもあります。
最初は意識しながら繰り返し練習して、あたり前にできるようになると、引き寄せのベースがぐんとあがります。
ぜひ楽しみながらやってみてくださいね。
望みが生まれたら、まずは今できる一歩を踏み出す
望みや願いを放ったとき、一番初めのあなたの状態は、自分がこうしたい!こうだったらいい!というものと、かけ離れている状態かもしれません。
しかし、一番はじめに生じた願いや望みに対して抵抗をもつこともなく、こうなったらいいな、ああなったらいいな、というワクワクやウキウキとともに感じていると、その波動に応じて、必要なものはどんどん集まっていきます。
大まかな流れとしては
・そうしていると、必ず自分の内側からふと、こうしたいな、これやりたいなというものや(それは望みや願いに直接関係ないものかもしれないけど、後々繋がったりする)、なにかのヒントやメッセージや出逢いが起こってくる。
・それを受け取ったら、まずそれに従って行動してみる(空振りでも気にしない。とにかくキャッチしたら行動)
・また、今の自分の状況・環境からできそうなことを実行してみる。とにかくいきなり難しいこと、お金がすごくかかったり、大掛かりな事をするのではなく、ハードルを下げて小さく小さく、思いつくこと、できそうなことをやってみる。
・そのこと自体を楽しんでいく。(楽しめば楽しむほど、ソースの波動と一致していく。いい気分が増せば増すほどボルテックスの渦は大きくなり、必要なものを集めていく)
・小さなできた、やれた、叶ったを思いっきり味わって、積み重ねていく。自信をつけていく。
・やってみながら、ここはもっとこうした方がいいな、これは嫌だな、ここは好きだな、もっとこうだったらいいよな、という自分の望みや好みを細かく細かく丁寧に拾い上げていく。ブラッシュアップしていく。(大雑把な願いや望みほど、だんだんと洗練させていく)
いきなり今の自分のいる状態、環境を無視して、大きな投資やどう考えても難しいことに挑戦しようとすると、「抵抗」の波動が出て動けなくなるだけです。
最終目標の望みは大きいのは、とてもいい事ですが、そこに向かうまでのプロセスにも、様々なドラマがあるはずです。
今の自分の場所から常に始めていく事、そしてベイビーステップを踏んでいく事。
望みの場所と今自分のいる場所がどれだけ離れていても悲観することもないのです。
そのプロセスそのものを楽しみ、トライ&エラーしながら、ソースからもたらされるメッセージやヒントを受け取りながら、流れに乗っていけば、ふと気づいたらそこにたどり着いている自分に気づく時がきますよ。
望みや願いは無制限に止むことはなく、宇宙は拡大し続ける
こうした多様な環境から願望が生まれます。その瞬間に、引き寄せの法則によってその願望と波動が一致するものの本質を引き寄せ始めます。
すると、その願望は直ちに成長し始めます。
自分の感覚に注意し、生まれたての願望に関する良い思考を選び続けると、あなたはその波動と同調した状態に留まり、その願望が経験に穏やかに現れます。
こうして願望は創造されます。
そして、この新たな願望の実現とともに、新しい見方がもたらされます。
あなたの波動の特徴、およびあなたに関するあらゆることが少し変化し、あなたは新しい環境に移り、その結果、あなたのうちに新たな願望が生まれます。
次の願望が生まれた瞬間に、それをまた波動が一致するものを引き寄せ成長し始めます。
ですから感覚に関心を向け続け、新しい願望に関して良い気分の思考を選んでいけば、あなたの波動はそれと同調し続けます。
そしてそれは穏やかに経験に現れます。あなたはまた願望を創造します。
このようにして「宇宙」は成長し、あなたはその先端にいるのです。
多様な環境は新しい願望を絶え間なく生み続け、そのたびに「ソース」が応じます。それは終わりのない、常に流れ続ける純粋で前向きなエネルギーの広がりです。
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望みや願いは叶った後も、叶ったからこそ見てくる風景があり、叶ったからこそ感じること、思うことが出てきます。
叶ったからそれで終わり満足、ということではないのですね。
それが叶ったからこその、新たな発見や考え、視点というのも出てくるでしょう。
それは叶う前にはもてなかった視点、見えなかったものかもしれません。
叶ったからこその「もっとこうしたい、もっとこうがいい」というのも出てくるはずです。
その望みや願いを見過ごすことなく、もうこれ以上求めなくていいやではなく大切にキャッチしていきましょう。
なぜなら、宇宙はあなたに願うこと・望むことを常に促しており、それらのすべてが宇宙の拡大・成長に繋がっているからです。
それらはソースの先端にいる私たちだからこそ、このコントラストと多様な環境のなかにいるからこそできる素晴らしいことなのです。
あなたの願望、欲求、好みのすべては、自然に絶え間なくあなたから溢れ出ている。なぜなら、それがあなたの住む宇宙の仕組みだからだ。
あなたは欲求を抑えることができない。この宇宙が永遠であるということが次々に欲求が生まれる基盤となっているのだ。
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まとめ
今回の記事では、望むこと、願うことというのは、私たちが思っている以上に、とても大切な意味があるということをお伝えしてきました。
望むこと、願うこと、というとそれが叶うか叶わないかというところに、私たちは囚われがちですよね。
しかし望みや願うことそのものが、宇宙(ソース)の望みでもあり、ソースの無上の幸福のエネルギーを流していく事であり、ソースと一致していくことでもあるのです。
それそのものがとてもパワフルなことなのですね。
願望の流れが止まることはなく、生まれた願望はどれもそれ自体が成長し、充足するために必要なもの全てを引き寄せる力を備えているという考えを受け入れれば、この宇宙には限りない「無上の幸福」があることを思い出すかもしれません。
そして力を抜いて、あなたという「存在」の永遠の本質へと向かうのです。
引き寄せの法則 絵スターヒックス ジェリーヒックス
望めば望むほど願えば願うほど、そしてそれを味わって気分よくなるほど、ソースと一致していきあなた自身もどんどんパワフルになっていきます。
なので、望みや願いを制限することは、自分自身のソースの流れに逆らうことであり、パワーを削いでしまう事なのですね。
叶う・叶わないにとらわれ過ぎずに、望みや願いがどんどん明確になる事、そして今それを味わっていい気分になることを、もっと楽しんでいきましょう!
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